サステナビリティ
地域社会とのかかわり

地域社会とのかかわり

文化活動の振興、地域とのコミュニケーション

当社は、和歌山県海南市の公益財団法人琴ノ浦温山荘園(当社創業者の新田長次郎が造園:2010年に国指定名勝)の維持管理を支援することで、地域社会の発展(文化財保存)に寄与し、また、同園が開催している各種イベント(「ひな祭り」、「夏まつり」、「秋の遊宴」など)に協賛することによって、文化的活動に貢献しています。
温山荘園の概要等は、ホームページをご覧ください。

良き企業市民としての社会貢献活動

1.“日経エデュケーションチャレンジ for SDGs”への協賛

日経エデュケーションチャレンジ for SDGs(主催 日本経済新聞社)とは企業人が持続可能な社会実現のため、日々課題発見・解決にどのように取り組んでいるか、また取り組み姿勢等を、高校生にリアルに語るキャリア教育イベントです。

当社には、未来を担う青少年の教育・育成に熱心であった創業者の精神が脈々と受け継がれ、今日においても、グローバルに社会や環境に貢献する人材の育成が重要と考え、未来のSDGsの担い手である高校生の育成を目的とする本プログラムの趣旨に共感し、7年連続で協賛しています。

2024年のテーマは「暮らしを守るコンベヤベルト開発−マイナス30℃への挑戦−」。
冷凍倉庫で、食の安全のためコンベヤベルトを使いたいという顧客の要望に、搬送ベルトの使用温度の常識マイナス20℃を遥かに下回るマイナス30℃の環境下で適応する新製品をチームで開発した経験を、入社4年目のベルト開発技術者が語りました。
一見SDGsと繋がらない問題にコツコツと向き合うことが、実はSDGsに繋がることを示した実例として、高校生自身にも、できることが無いか考えるきっかけにしてほしいとメッセージを送りました。

 

 

参加年 授業テーマ
2018年 ナノレベルの技術が世界を変える。「不可能」に挑んだ研究者たち
2019年 それなら僕らがやってみよう ロボットハンド開発者の未知なる挑戦
2020年 見つけた!温度で〇〇が変わる不思議なテープの新展開
2021年 ピンチはチャンス!コロナ禍でできた新製品
2022年 『楽をしたい!』から始まる社会課題解決
2023年 不安100%!モノづくり現場での新米営業奮闘記
2024年 暮らしを守るコンベヤベルト開発−マイナス30℃への挑戦−
2024年8月6日(火)
慶応義塾大学三田キャンパス内
2.地域清掃奉仕

行政、近隣に協力した「クリーン作戦」「ゴミ拾い」などの周辺清掃活動を本支店、各工場で毎年継続して行っています。年々ゴミの量は減ってきているように見えますが、まだまだ死角になるような場所では大型ゴミが廃棄されています。今後も地域の周辺美化に貢献いたします。

本支店付近の清掃活動
工場付近の清掃活動
3.献血・骨髄バンクドナー登録への協力

ニッタグループでは多くの従業員が定期的な献血と併せて骨髄バンクのドナー登録の推進に協力しています。ドナー候補者に必要なコーディネートや事前の健康診断を実施する他、採取時の入院等に対しては「ドナー休暇制度」として有給休暇を付与しています。また、ドナー休暇取得中の社員の業務に対して、上司をはじめとする職場の理解やサポートが得られることで、既に複数の社員が骨髄提供をしています。 
日本赤十字血液センターのホームページにニッタの献血協力に関する記事が掲載されています。

4.その他
カード類の回収・寄贈活動
使用済みの切手やプリペイドカードなどのカード類を回収して福祉団体などへ寄贈しています。