サステナビリティ
品質向上への取り組み
品質向上への取り組み
基本的な考え方
ニッタグループは、ニッタグループ理念の使命「Going ahead with you」の下、質の高い製品・サービスの提供に努めています。
NITTAグループ「品質方針」
ニッタグループは、質の高い製品・サービスを提供するため、お客様と一緒になって製品開発を進め、環境・安全に配慮した製品づくりに取り組みます。
品質向上活動の推進体制
ニッタグループでは、ニッタ株式会社代表取締役社長をトップとする品質マネジメント推進体制を構築しています。総括管理責任者の下「QMS会議」を設置し、安全環境品質グループが全体を統括し、品質向上活動を推進しています。
また、各事業部およびグループ各社において品質管理委員会で組織運営を行う他、国内外の製造拠点では、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001認証(自動車部品製造拠点においてはIATF16949認証)を取得し、規格要求事項に基づいた品質管理の仕組みを構築しています。
品質教育活動
ニッタグループでは「TQM活動」およびその一環として「QC サークル活動」を実施しています。また、直接部門においてはトヨタ生産システムの考え方を基本とした「NS自主研」をはじめ、自らが考え改善する「自律推進活動」を実施する他、間接部門においては業務の作業効率向上を基本とした「自工程完結活動」を推進しています。
さらに、グループ全体を総括する安全環境品質グループは、各製造拠点やグループ会社に対して品質改善を目的とした「品質パトロール」を計画的に実施し、全社的な品質レベルの向上に努めています。
「Total Nitta System」
Q(品質)・C(コスト)・D(納期)向上の飽くなき追求
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TQM(Total Quality Management)
活動管理職を対象とした
報告会・指導会 -
- ・経営課題の最適化
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QCサークル活動
現場主体の品質改善における
取り組み -
- ・職場コミュニケーションの活性化
- ・論理的思考の形成
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NS(Nitta System)自主研
効率的な仕組みの追求
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- ・一人工の追求
- ・7つの「ムダ」の排除
- ・標準化へ向けた仕組みの構築
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自律推進活動
経営課題を現場目線で落とし込み
活性化を図る活動 -
- ・「自らが考え改善する」
小さなPDCAを回す職場風土づくり - ・上位方針の共有
- ・「自らが考え改善する」
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自工程完結活動(JKK)
関節部門の作業効率向上を
図る取り組み -
- ・属人化業務の排除
- ・ムダ作業の排除
- ・標準化
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5S活動
職場環境整備で
基本となる5つの要素 -
- ・快適な環境による業務効率の向上
- ・互いにチェックし継続的な実施を図る
品質教育
品質に関する全社の教育訓練として、安全環境品質グループが年度ごとに「教育訓練プログラム」でスケジュールを明確にし、各部門に展開して計画的に実施しています。また、トップの方針に対し、各事業部やグループ会社で方針管理展開を実施しています。
さらに、各部門では自部門の品質目標達成に向けて、全社員の認識として「個人の品質目標」を年度ごとに方針カードに記載し、実行しています。
このように、当社グループは組織全体で品質管理活動に取り組むとともに、品質マネジメントシステムを運用しています。